トーンモバイルにして、いくら格安SIMで安くなったと言え、携帯電話の本来最も重要である緊急時の利用が出来なければ本末転倒です。そこでトーンモバイルでは、緊急時にもきちんと使えるサービスなのかを詳しく調査したうえで解説しております。

トーンモバイルの緊急電話

緊急電話とは、警察（110）、救急・消防（119）、海上保安庁（118）などの緊急通報用電話番号であります。

トーンモバイルでの緊急電話は、当たり前のことながら090音声オプションを付けていれば可能です。

しかしながらトーンモバイルの売りであるIP電話（050番号）からでは、緊急電話をかけることが出来ません。またフリーダイヤルなどにも対応していないのです。

緊急電話の代替手段

しかし緊急通報の代替手段として、GPSにより近くの警察本部の相談センターや消防署等を検索し番号を表示するサービスがあります。

例えば、トーンモバイルのIP電話で「110」をかけるとします。すると、GPSが作動して、今現在一番近い警察相談センターの電話番号が表示され、そこへ電話を繋げることが出来ます。

トーンモバイルのこの機能は、警察へ電話していることほぼ同義ですので、緊急電話として使えます。

「119」の場合も現在地から一番近い消防署の電話番号が表示され、そこへ電話を繋げることが出来ます。救急車も消防車も消防署に待機しているため、そこへ繋がれば安心ですね。

つまり090電話と同じように「110」「119」とIP電話（050番号）でも同じように発信すればいいだけなのです。

トーンモバイルIP電話は災害伝言板もOK!

「110」や「119」のようにIP電話で災害伝言ダイヤル「171」にかけた場合には下の画像のように災害伝言板へ繋がります。これで緊急災害時に何かあった場合でも対処できます。

ここで初めて災害伝言ダイヤルの存在を知った方もいるのではないでしょうか？地震大国の日本において、いまだ１００％認知されていない災害伝言板ですが、このページを訪れていただいたことを機会に、覚えていただけたら大変嬉しく思います。

090番号でもIP電話（050番号）でも災害伝言板を利用したい場合には災害伝言ダイヤル「171」にかけてください。

※「118」の海上保安庁もIP電話で試したのですが、こちらは緊急連絡の代替手段はありませんでした。

トーンモバイルの緊急速報

緊急速報とは、気象庁が配信する緊急地震速報や、国や地方公共団体様が配信する災害情報や避難情報などのメッセージを一斉配信するサービスです。

緊急速報は大手３大キャリアであるドコモ、ソフトバンク、auなどではすでに取り入れられています。

トーンモバイルの緊急速報メール

格安SIM業界史上初の緊急速報メール！

トーンモバイルでは、2017年4月から「緊急速報メール」の受信が可能となります。

現在の格安SIM業界では、緊急速報メールが受け取れるサービスはトーンモバイルが史上初となります。

地震などの緊急災害時に回線がパンクしているような状況でも緊急速報メールが受け取れるのです。

トーンモバイルの発表では、「緊急地震速報」や「津波警報」「災害避難情報」「特別警報」の緊急速報メールが対応される予定です。

現在地近くの避難所を検索

トーンモバイルでは、今現在いる場所から最も近い避難所を検索できるようにもなっています。

それは上記のようにIP電話で「110」をかけるのと同じ要領で、「104」にかけます。

トーンモバイルのIP電話で「104」にかけると、GPSが作動して現在地から近い避難所を探してくれるのです。この避難所は内閣官房指定のものをTONEスマホのGPSにおいて探し出したものなので、とても信頼できる情報です。

また避難所の他にも、「食べる」「美容」「泊まる」「お近くのTSUTAYA」というカテゴリがあり、これが本当に使えます。

そして「食べる」「美容」「泊まる」はさらに細かく分類でき、自分の気分に合った場所をGPSが近い順に検索してくれる優れものです。トーンモバイルの中でもとても気に入っている機能なので、細かいカテゴリもご紹介いたします。

といった感じで色々と検索でき、初めて行った場所などではトーンモバイルのIP電話「104」はかなり使えます。

「お近くのTSUTAYA」は必要ない方も多いかもしれませんが、TSUTAYAをよく利用する方には嬉しいですね。

以上、最後は少し脱線してしまいましたが、トーンモバイルの緊急電話や緊急速報についての詳細でした。

他と比べてみてもトーンモバイルの緊急時に対する熱意は群を抜いてると感じております。ぜひ検討してみてください。

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